无猫的和歌小册子
2022/07/20
挂词一律只写假名
夜更くれば転て侘しも湖に寝ねたるこひや明日蘇る
年頃を呼ばひ渡れど人ぞはた更に音せぬ浅きえにしや
眺むれば繙く茜滴る丹覆ひ渡りぬ世をたまむかも
徒然に床に寝たるを眠られで鴛鴦妬けり皐月が二十
冬風に朽ちぞゆきたるきくしせば再び咲かむか柔き歌を
嵐吹く麓に棲めるつぐみつつ秋ずむ毛なり枯れし言のは
茜さす天は黄昏佇みていざよひ待てりよるやは来むと
空蝉のよを醒ましこせ東雲に茂れるあふひ告げつる初音
紅葉づるのあきたらなくに葉ぞ零えぬるうらに降ればやこひ皆消らむ
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